東京音楽大学付属民族音楽研究所

日本とアジアの伝統音楽・芸能のためのアートマネジメント人材育成伝統×伝統 伝統×現代 伝統×地域のクロスオーバーによる新たな価値の創出を目指して

2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業

 東京音楽大学では、文化庁「2019年度大学における文化芸術推進事業」に採択され、日本とアジアの伝統的な音楽・芸能の公演等について、「クロスオーバーによる活用」を主たるテーマに、以下の三つの視点をもって総合的に企画・運営できるアートマネジメントの専門的知見を有した人材を育成します。

 本事業は、東京音楽大学付属民族音楽研究所を推進母体とし、国内外の関連機関との連携をはかりながら、実施していきます。

  •  2019年度は「伝統×伝統」(伝統の継承)として伝統的な音楽・芸能がもつそれ自体の魅力を尊重し、伝統的な楽器、演目や演奏形式、実演技法等を活かした公演やワークショップの展開方法を学びます。
  •  2020年度(予定)は「伝統×現代」(現代的な創造)として伝統的な音楽・芸能の魅力がより現代において輝くための新たな表現を追求し、伝統の枠に捉われない新たな公演形態や作品創作を開拓します。
  •  2021年度(予定)は「伝統×地域」(地域への拡がり)として各地の地域レガシーを積極的に活用する視点と地域アイデンティティの共有を促すための方法論を各地で検討し実践します。

対象

  • 文化行政・文化施設職員
  • 伝統音楽・伝統芸能団体関係者
  • 学校教育関係者
  • アートマネジメントに従事している者、またはそれを志す者

定員

50名

  • Ⅰ基礎講座 及びⅡワークショップ実践セミナーは全日受講可能な方を優先させていただきます。
  • Ⅲ公演制作見学研修 はⅠとⅡを受講された方の中から希望者を募って実施致します。

参加費

無料

申し込み期限 2019年 7月 26日(金)【必着】※定員に達したため募集は終了しました。
お問い合わせ

東京音楽大学文化庁補助事業推進室

お問合わせはこちら

※ 本事業に関するお問合わせは上記メールフォームのみで受け付けております。
ご注意 東京音楽大学では旅費・滞在費などは負担いたしません。
遠方からお越しの方は各自で宿泊先等の手配をお願いいたします。

Ⅰ.基礎講座

8月24日(土)伝統音楽・芸能講座

 「伝統音楽・芸能講座」では、日本とアジアの伝統音楽・芸能についての基礎的な知識を幅広く身につけ、それを取り巻く政策的枠組み、マネジメントが抱える現状と課題を学びます。

9:30-11:00 アジアの伝統音楽概論
小日向英俊
<東京音楽大学>
11:10-12:40 日本の伝統音楽概論
太田暁子
<東京音楽大学>
13:30-15:00 文化財政策における伝統音楽・芸能の位置づけ
宮田繁幸
<東京福祉大学>
<前文化庁主任文化財調査官>
15:10-16:40 伝統音楽・芸能のマネジメントにおける現状と課題
高島知佐子
<静岡文化芸術大学>

8月25日(日)アートマネジメント講座

 「アートマネジメント講座」では、国内外の多様な展開について、現場で活躍する講師からその歴史や実例に触れながら多角的に学びます。

9:30-11:00 伝統音楽・芸能の招聘公演
中坪功雄
<伝統芸能(株)ナカツボ・アーツ>
11:10-12:40 民俗芸能のコーディネート これまでとこれから
小岩秀太郎
<公益社団法人 全日本郷土芸能協会>
13:30-15:00 海外における日本の伝統音楽・芸能公演
武田康孝
<独立行政法人 国際交流基金>
15:10-16:40 対談:日本とアジアの伝統音楽・芸能公演の現在と未来:私と公の間から
久保田広美
<(株)マノハラ>
長谷川時夫
<NPO法人日印交流を盛り上げる会>
小日向英俊
<東京音楽大学>
場所:東京音楽大学 池袋キャンパス A館 A100教室

Ⅱ.ワークショップ実践セミナー

 日本とアジアの伝統音楽・芸能のワークショップを行うための実践講座です。複数の伝統楽器や芸能を体験し、ワークショップの展開例やノウハウを学びます。また講師・受講者がそれぞれの専門・職業・立場の垣根を越えてグループディスカッションを行い、それらを踏まえてワークショップの企画立案を行います。

10月 5日(土)
第1回 伝統楽器・芸能体験

10:00~12:30・13:30~16:30

 日本とアジアの伝統楽器・芸能について文化的背景や歴史を学びながら体験をしてもらいます。

講師
木村佳代 樋口なみ 針生すぐり 横田誠 小出稚子
(ガムラン / 東京音楽大学付属民族音楽研究所)
劉継紅
(二胡 / 東京音楽大学付属民族音楽研究所)
千葉 伸彦
(トンコリ / 東京音楽大学付属民族音楽研究所)
ウメトバエワ・カリマン
(コムズ / 東京音楽大学付属民族音楽研究所)
東京讃岐獅子舞
(讃岐獅子舞)
端縫いの会
(西馬音内盆踊り)

11月 9日(土)
第2回 ワークショップの事例と課題

10:00~12:30 展開事例の紹介

 多様な展開事例を学びます。

13:30~16:30 グループディスカッション

 講師と受講者によるディスカッションを行い、課題を共有します。

講師
直川礼緒
(演奏家 / 日本口琴協会)
宮城整
(民俗舞踊家 / チャランケ祭沖縄文化ブース)
(予定)

12月 7日(土)
第3回 ワークショップの企画と立案

10:00~12:30 企画立案のための基礎

 企画立案に必要な基礎的な知識・技術を学びます。

13:30~16:30 企画立案・企画書の作成

 グループに分かれて企画書を作成し、講評を受けます。

講師
直川礼緒
(演奏家 / 日本口琴協会)
宮城整
(民俗舞踊家 / チャランケ祭沖縄文化ブース)
(予定)
場所:東京音楽大学 池袋キャンパス B館

Ⅲ.公演制作見学研修

「日本とアジアの音楽の出会い 〜 伝統×伝統のクロスオーバー」 / 日本とアジアの伝統音楽・芸能のホール公演制作のための見学研修

 本学が実施する制作公演「日本とアジアの音楽の出会い~伝統×伝統のクロスオーバー」、及びセルリアンタワー能楽堂における公演制作の見学研修を行います。

第1回
2019年 11月 5日(火)
19:00-21:00
講座「『渋谷能』の制作」宇田真理子(セルリアンタワー能楽堂)、友枝雄人(能楽師シテ方喜多流)、成田達志(能楽師小鼓方幸流) セルリアンタワー能楽堂
第2回
2019年 12月 6日(金)
18:30以降
見学研修「渋谷能『舞囃子五曲』公演」 セルリアンタワー能楽堂
第3回
2020年 3月 18日(水)
13:00-16:00
講座「海外における伝統音楽・芸能公演の実際」3月20日公演出演者(予定) 東京音楽大学池袋キャンパス内教室
第4回
2020年 3月 19日(木)
13:00-16:00
見学研修「『日本とアジアの音楽の出会い』リハーサル」 東京音楽大学A館100周年記念ホール
第5回
2020年 3月 20日(金・祝)
14:00-16:00
見学研修「『日本とアジアの音楽の出会い』公演」 東京音楽大学A館100周年記念ホール